一番使える節税対策『小規模企業共済』とは?
質問者
一番使える節税対策って何ですか?
税理士
一番のオススメは小規模企業共済です。使いやすくて節税効果が高く、リスクも低いので最も堅実です。
⼩規模企業共済は、経営者や役員、
個⼈事業主などのための、
積み⽴てによる退職⾦制度です。

国の機関である中⼩機構
(独⽴⾏政法⼈ 中⼩企業基盤整備機構)
が運営しています。
毎⽉掛⾦(上限7万円)を積み立て、
退職・廃業時などに共済⾦として
受け取ることができます。
その掛金が全額、所得控除されるので、
ざっくりいうと毎月7万円経費が増え
たのと同じ節税効果があります。
逆に積み立てた共済金を受け取るとき
には、税金はあまりかかりません。
※ ⼀括受け取りであれば退職所得、
分割受け取りであれば公的年⾦等の
雑所得という取り扱いになるのですが、
これらの所得はもともとあまり税⾦が
かからない計算⽅法になっています。
(退職⾦や年⾦などの⽼後の資⾦に
重い税⾦をかけないため)
老後の備えとして
毎月コツコツ貯金するよりは、
小規模企業共済を使った方が
絶対お得ですよね(^^♪
万が一積み立てたお金が必要に
なったときも、解約や一部貸付の
制度もあるのでリスクも低いです。
小規模企業しか入れませんので、
加入資格や加入申込の方法などは、
下記の中小機構のホームページを
ご確認ください。
【中小機構:小規模企業共済URL】
P.S.
こうやって資金を外部に積み立てて
おけば、貯金と違ってうっかり使って
しまうこともないので、つい散財して
しまう人には特におすすめです。笑

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